2024.07.12
イベント?展示会
瀬戸けいた准教授が多摩動物公園の企画「世界チンパンジーの日」のヴィジュアルコミュニケーションを担当
美術科?総合美術コースの瀬戸けいた准教授のデザインレーベル?setoが、多摩動物公園で行われる企画「世界チンパンジーの日」のヴィジュアルコミュニケーションを担当しました。
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動物園におけるヴィジュアルコミュニケーション
デザインスタジオsetoが東京都 多摩動物公園で行われる企画「世界チンパンジーの日」のヴィジュアルコミュニケーションを担当しました。2018年に制定された、チンパンジーへの関心と環境保全も視野に入れた世界各地の動物園で開催されるイベントです。
展示で使われる飼育員が制作する教育普及パネル、WEBや園内での告知ヴィジュアル、そして期間限定で販売されるオリジナルドリンクのパッケージなど、企画全体のデザイン?監修を行いました。飼育員、教育普及担当者との協働で生まれるクリエイションは、社会教育施設での「学び」を楽しく伝えるコミュニケーションツールとして機能します。
チンパンジーの日々の生活行動で見られる姿を、シンプルなジオンメトリなグラフィックとしてデザインしました。描かれたチンパンジーのグラフィックからは、人工アリ塚の中のジュース飲み、道具を使った木の実の食べ方など、多摩動物公園固有の特徴として見られる生活行動を学ぶことができます。
日本の動物園が目指す「4つの役割=種の保存、教育?環境教育、調査?研究、レクリエーション」。デザインスタジオsetoでは、そのうちの教育?環境教育を支える、コミュニケーションデザインの分野でサポートしています。
アート/デザイン/サイエンス/教育、領域を超えた分野に応用されるコミュニケーションデザインは、本学総合美術コースでも学ぶことができます。 (瀬戸けいた)
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ミニパネル展は7/4(木)~8/27(火)まで、ドリンクの販売は数量限定でなくなり次第終了です。その他のイベントについては、下記をご覧ください。