安部 里香
Abe Satoka
プロフィール
所属 | 芸術学部 工芸デザイン学科 |
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職位 | 専任講師 |
専門分野 | 染織、工芸デザイン |
学位 | 学士 |
プロフィール | 京都芸術大学、大塚テキスタイルデザイン専門学校で工芸染織を専攻し、紬織の重要無形文化財保持者である佐々木苑子氏のアトリエで学ぶ。主に縫取織という技法を用いた織物作品を制作し、公募展を中心に染織作家として作品発表を続けながら、染織の周縁にある事象にも関心をもつ。デザイン事務所で勤務する中で培ったデザインの視点、工芸分野で積み重ねてきた手技、どちらの経験も併せ持っていることが強み。 織物の端材糸をアップサイクルした漆作品「JOMON BANGLE」、植物を織物のヨコ糸に見立てタペストリーを織るWS、ステ耳と呼ばれる織物工場の廃棄物を利用した「ステ耳チェアクッション」を織るWSなど、工芸のモノとしての魅力だけでなく、その背景にある素材や道具、それらを成り立たせている環境、人間の知恵と工夫の歴史を伝える視点での実践活動も行う。細分化された工芸を手技を基盤にしたメディアとして統合して捉え直し、その範囲を手芸やDIY、そこから生まれるコミュニケーションにまで広げ、「ひらかれた工芸」として再解釈することを研究テーマとしている。 日本伝統工芸染織展(2009年、2017年)、東日本伝統工芸展(2009年、2010年)埼玉県美術展覧会 美術家協会賞(2015年、2017年)、女流工芸展 さいたま市長賞(2015年)埼玉県議会議長賞(2016年)埼玉県知事賞(2017年)神奈川県美術展 奨励賞(2021年)、日本民藝館展(2022年、2023年)、工芸都市高岡2023クラフト展(2023年) https://www.satokaabe.com https://www.instagram.com/satoka_abe/ |
作品リスト