新家優|p a r t i c l e
福島県出身
鴻崎正武ゼミ
1818×4546mm パネル、クレヨン、油彩
私は今まで、家族や友人、教師など様々な人と関わる中で、辛いと感じたり不安になったりする度に、孤独や愛情、自分の居場所などについて考えた。その累積が今の私を作っていると、大学の学びで実感した。この作品では、様々な色の粒を原子の集まりや地層のように何度も積み重ねたり、削ったりすることで画面に奥行きや質感、形体をもたせた。その行為が、時間をかけて何度も考え、徐々に自分が形作られていくイメージと重なった。